INTERVIEWBristol Myers Squibb 様
深刻な病気を抱える患者様を助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業
新設された組織の相互理解とチームビルディング、メンバーの自己認識醸成とリーダーシップ開発を目的に、Team Building & Leadership Program を実施いたしました。
鈴木様、武居様
プログラムを導入した背景
スコレ社のプログラムを導入された背景を教えて頂けますか?
私たちはBMS社の営業所に所属しているのですが、企業合併や、組織体制の変更とメンバーの部門異動、評価制度の変更など、人や組織にまつわる大きな変化が起こっていた状態でした。
普段は業務が忙しいのもあって、どうしても近い未来の目標に目が向いてしまう中、チームとして成果を最大化するための組織づくり、コミュニケーション活性化と相互理解にも向き合うべきだと思っていました。
そんな時に、スコレ社が提供する「Team Building & Leadership Program」の内容がまさに求めていたもので、導入前にも丁寧なヒアリングとカスタマイズを提案してくださって、とても信頼できるなと感じ、実施を決めさせていただきました。
自分たちで試行錯誤しながら取り組むことも勿論できたとは思いますが、第三者のプロの方に客観的に分析して頂きながら、当日もファシリテートしていただくことで、参加者全員が集中して取り組むことができるだろうと期待していました。
特に期待されていた効果や成果はありますか?
私がマネージャーを務めるチームは新しく組成されたばかりだったので、まずはお互いをしっかりと理解することです。一人一人の行動や意思決定の背景にどんなロジックが存在するのかを明らかにし、チームとしての基盤を作ることを期待していました。
そのためにも、自分が何者で、何をモチベーションとし、どこを目指していきたいのか、そんな自己認識を改めて醸成し、そのうえで個々にあったリーダーシップを発揮できる土台を作っていくこと。
加えて、改めてチームが目指すゴールの認識を合わせる場にもしたいと考えていました。
プログラムを実施してみて
実際にプログラムに取り組んでみて、率直にいかがでしたか?
内容は期待以上のもので、チームの一体感とモチベーションが大きく高まり、実施して本当に良かったです。オフラインだったのもあり、仕事に役立つだけではなく、楽しい一日となりました。
特に有効だと感じた内容はありましたか?
Value Card / 自分史 / Strength Finder などを活用した、自己認識と相互理解のセッションは印象深いですね。
自己認識を高めるためには、自分自身を理解する「内的自己認識」と、他者の視点から理解する「外的自己認識」両方の視点を合わせ持つ必要があり、お互いの根源にある価値観、強み、情熱などの言語化と共有に取り組みました。
スコレ社が準備してくださった資料を分析すると、私たちのチームも一人一人が違った強みを持っており、それを組み合わせることで、効果的なコラボレーションを生み出せることに、改めて気付くことができました。
特に、強みが誤った形で発揮されると弱みとなりうること、その弱みをお互いに共有できたことは本当に良かったです。
上司も同僚も苦手なことがあり、完璧では無いからこそ、全員が主体的にリーダーシップを発揮することが重要だと実感しました。
プログラムを導入した結果
プログラムに参加してみていかがでしたか?
鈴木の話と被りますが、チーム発足後のタイミングでしっかりと時間を取って、チームビルディングに取り組んだことで、これからの業務のやりやすさも、アウトプットの質も、間違いなく変わるなと感じました。
パーソナリティな部分まで深く話したことが無いメンバーもいたなか、お互いの根幹にあるこれまでの人生、経験や学習によって培ってきた強みなどを共有し、講師の方からはチームとしてのアセスメントを提案いただいたことで、どのように協業すると物事がうまく進むのかを議論することができました。
自分たちがまさに欲していた情報や、対話のきっかけを得ることができたと実感しています。座学のインプットと自分たちの手と頭と口を動かすワークのバランスも非常に良かったです。
リーダーシップの観点で学びや気付きはありましたか?
リーダーシップが必ずしも先天的なものではないことを前提に、プログラムで学習する全ての内容がリーダーシップに収束することが驚きで、強く記憶に残っています。
リーダーシップ理論の基礎を体系的に学び、各自が自分の強みと弱みを認識したうえで、組織や事業の状態と目標を踏まえて、自分なりに能力を最大限発揮する道筋を追求することが、リーダーシップに繋がっていくことを理解できました。
自分の地位や肩書に囚われずに、役割を幅広く定義し、事業・組織の価値を高め、良い影響を与える行動に取り組む、そんなマインドセットや自分なりの貢献方法について考えさせられましたね。
リーダーシップと聞いた時に、イメージする姿や人物像は多岐にわたると思いますが、正解は一つではなく、それぞれが持つ強みを活かすことで、誰もがオリジナルなリーダーシップを発揮できる。新卒でも、ベテランでも誰でもです。その事をチーム皆で理解し合えたことは非常に大きいですし、すぐに業務にも活かせると感じています。
業務にポジティブな影響は出ていますか?
自分はこれまで、苦手なことや出来ていないことに目が向きがちでした。
当然、弱点を克服することも大切ですが、実は自分が得意な領域は客観的に見るとユニークで、それを活かしてチームをリードしたり、ポジティブな影響を与えることの方が重要だというマインドセットに変化しました。
役職や役割に関係なく、自分の行動を変化させていくことは直ぐに可能なので、目の前のプロジェクトやチームに対してリーダーシップを発揮するように心がけています。
トレーニングを受ける前と変わって、より主体的に自ら情報を発信し、フィードバックも得るスタンスの変化も起こっています。
実際、メンバー同士のコラボレーションはプログラム後に変化を見せており、良い方向に進んでいると実感しています。
今回はトレーニングの時間を少しタイトに設定してしまったのですが、もっと時間をかけて実施したかったという声も上がっているくらいです。
最後に、プログラムの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
普段の業務では、短期的な目標やプロジェクトに意識が向きがちですが、ビジネスの環境や働き方に変化が起こっている昨今、自分をしっかりと理解し、同じ目線で未来に向けて協業できるチームを作ることは、中長期的に必要不可欠だと思います。
スコレ社の皆さまは非常に丁寧に相談にのってくださり、組織の状態や目的に合わせて柔軟にプログラムや開催形式をカスタマイズしてくださるので、事前のプランニングにはしっかりと時間を割くことをオススメします。
期待以上のコンテンツとクオリティで、本当に実施してよかったです。
新しい組織の立ち上げ時、メンバーが入れ替わるタイミング、事業の転換期など、一人では出来ないことをチームで成し遂げるために、プログラムを有効に活用すると事業の成果にも繋がるはずです。
鈴木様、武居様、ありがとうございました。