人と組織の可能性を解放するオウンドメディア
【Next Leaders Journal】
Next Leaders Journalは、次世代リーダーをはじめ、未来を担う人材育成に取り組む人事の皆様へ、育成のトレンド、実践ノウハウ、最新事例をお届けするメディアです。
こんにちは。スコレ株式会社 編集部です。
このたび、私たちはオウンドメディア【Next Leaders Journal】を立ち上げることになりました。
- 次世代リーダーの育成に興味はあるけど、何からすれば良い?
- 人材育成に向けた具体的な取り組み事例が知りたい!
- 「越境学習」というキーワードが気になる。実際はどうなの?
──という次世代リーダーをはじめ、未来を担う人材育成に取り組む人事の方々に向けて、「人材育成のトレンド」「実践ノウハウ」「最新事例」などをお届けします。
私たちがこれまでに培ってきた「次世代リーダー育成・人材育成」に関する理論と技術を、多くの人と分かち合えれば幸いです。
そもそも「次世代リーダー」とは?
「次世代リーダー」は、企業が掲げる目標達成に向かって、戦略と実行を繋ぎ、多様なメンバーの能力を引き出し、事業と組織を牽引する要の存在です。
企業が大きな成果を生み出すためには、次世代リーダーのポテンシャルを最大限に発揮することが重要になっていくでしょう。

なぜ「次世代リーダー育成」が注目されているのか?
近年「次世代リーダー育成」は、社会的な注目を集めています。その背景には3つの理由があると考えられます。
1|生産年齢人口の減少
少子高齢化が進む日本では、生産年齢人口の減少が大きな社会課題になっています。生産年齢人口とは「労働に従事できる15〜64歳までの年齢人口」を指し、労働力を支えている存在です。
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」によると、50 年後の日本の人口は現在の7割減になると予測されています。その結果、国内の市場も縮小傾向となり、企業の経営戦略も大きな転換点を迎えることになるでしょう。海外市場も視野に入れた国際競争も激化するはずです。
そうした市場の下で限られた人材によって組織の生産性を維持・向上させるためには、より高い能力を発揮できるリーダーの存在が不可欠になります。
2|年々難しくなる優秀人材の獲得
人材採用の難しさも、次世代リーダー育成に拍車をかけています。最近では優秀な人材の獲得競争が激化しており、「リーダーを採用したい」と思ってもすぐには対応できない状況が生まれています。
組織内部での人材育成を促進し、企業の持続可能な成長戦略を実現させる必要があるのです。
3|人的資本経営への注目
さらに2023年3月31日以降から、有価証券報告書に「人的資本の開示」が義務化されるようになりました。人材の持つ能力を“資本”として捉え、価値を生み出すことができるものとして可視化しています。この開示項目の中には「人材育成分野:リーダーシップの育成」が含まれており、サステナブルな経営を続けていく上で欠かせない要素とされていることが分かるでしょう。
次世代リーダーの育成は、企業や社会の発展にとって極めて重要です。変化の激しい時代の中で、リーダーシップを持つ人材を育成することは、これからの未来をより良いものにしていく「投資」でもあります。
大きくなっていく次世代リーダーへの期待
こうした社会的な背景の影響もあり、次世代リーダーへの期待と負荷が増大しています。その結果、ビジネスパーソンの77.3%が「管理職になりたくない」、登用後も29.6%が「続けたくない」と回答しています(日本能率協会 2023年調査)。
次世代リーダーを取り巻く環境には、どのような課題が生まれているのでしょうか。
課題【1】マネジメントとリーダーシップの両立
これまでに求められていた生産性の向上や、効率の良い組織運営などの「マネジメント」に加え、高い視座を持って目標達成を目指し、変革を推進する「リーダーシップ」も求められるようになっています。
課題【2】上昇するマネジメントの難易度
専門性に特化した管理職でキャリア形成を目指す「ジョブ型管理職」や、多様な業務経験を通じてステップアップしていく「ジョブ型管理職」など、管理職のあり方も多様化しています。労働人口の減少によって、今後もマネジメントに求められる役割は複雑になり、プレイングマネージャーとして業務の両立が必要なケースも増えていくでしょう。
課題【3】社会や企業からの期待値UP
次世代リーダーは企業エンゲージメントやDEI(Diversity, Equity & Inclusion)に影響を与え、果たすべき多くの役割を期待されています。DXへの対応、コンプライアンスへの高い意識なども注意を払いながら、対応する姿勢が求められているのです。
企業の要の存在である次世代リーダーを取り巻く環境には、課題が山積みです。だからこそ、我々スコレ株式会社はその解決に取り組むべく、次世代リーダー育成の支援に取り組んでいます。
スコレ株式会社が描く「次世代リーダーの未来像」
では「次世代リーダー」の育成に注目してきたスコレ株式会社とは、どのような会社なのでしょうか?
ここで少し、自己紹介をさせてください。
スコレ株式会社とは?
スコレ株式会社は、企業の未来を支える次世代リーダーの育成を支援している企業です。
「理論と技術の力で、人と組織の可能性を解き放つ」というミッションのもと、経営シミュレーションゲームを活用した実践的な学びのプログラムを提供しています。
スコレのこれまでの主な取り組み
◆ 経営シミュレーション(BMG)の提供

早稲田大学ビジネススクール監修のプロダクト「Business Manafement Game(BMG)」による研修プログラムを提供し、次世代リーダーの育成を目指しています。
「BMG」を活用した経営研修では、複数名でチームを組み、企業の創業から最大5年間の経営シミュレーションにチャレンジ。企業が強化したい人材育成テーマに合わせて、内容をカスタマイズしながら「次世代の経営人材に必要な経営者マインド」を育てています。
受講者の声:
様々な情報を短時間で分析し、それをもとに適切な意思決定をすることの難しさを学ぶことができました。目先の利益にとらわれるのではなく、中長期的な視点から、いつに何が必要で、どのタイミングで投資をするべきかなど、実際に体験してみないとわからないことを学べました。
◆ BMG越境学習プログラムの提供

さまざまな業界の企業から参加する「次世代リーダー層」を人材混合でチームに分け、BMGを活用した経営シミュレーションを体験していただきます。
受講者の声:
他社の方々と経営チームを組んで、事業・マーケティング戦略の策定と実行、財務分析や利益率の改善など、ビジネスのコアとなる要素を学ぶことができました。感情の起伏があることで、記憶に色濃く残りましたし、1日でここまでの学びと経験を積める学習プログラムは他にないと思います。
スコレが描くこれからの未来
私たちがこれから、目指していきたいこと。
それは「次世代リーダーをはじめ、未来を担う人材育成に取り組んでいる人事の方々に必要な情報を届け、能力開発を支援すること」です。
私たちが定義する次世代リーダーとは、次のような人材だと考えています。
- 年齢や役職を問わず、
- 広い視野と高い視座を持ち、
- ビジョン(未来像)を掲げ、
- 主体的に周囲を巻き込みながら、
- 事業・組織に価値を生み出す
こうした次世代リーダーの育成支援を通じて、お互いの強みや個性を活かしながら前進していく組織をつくっていきたいと思っています。
ビジネスコアスキルを実践的に習得
企業の枠を越えて、次世代リーダー
が切磋琢磨する経験を
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